研究室の紹介

レーザーを用いた分光実験を専門とする研究室です

  • 自発光散乱(ラマン・ブリルアン散乱)のほか,超狭線幅の連続発振レーザー2台を用いた誘導ブリルアン散乱,ピコ秒パルスレーザーを用いたパルス誘導熱/ブリルアン散乱(ISTS/ISBS),ハイパーラマン散乱など,各種のレーザー分光手法を用いた実験的研究を実施しています.

  • 自発光散乱では,超狭帯域ノッチフィルタを用いた超広帯域光散乱分光や,広帯域半波長板を応用することで定量性を高めた偏光角度分解分光が特色の一つとなっています.

  • ISTSシステムでは,世界に先駆けて量子常誘電体における熱波動の制御に取り組んでいます.

物質の性質(物性)を調べています

  • 研究の対象は,誘電体リラクサー磁性体といった強的秩序を発現する系や,酸化物ガラスなどの構造不規則系など,多岐に亘っています.

  • 分光研究に特化した研究室ですので,新規機能性材料を開発しているグループや理論家,シミュレーションを専門とする研究室と協力して研究を進めています.